健康のためにランニングを始めたのに、膝を傷めてしまった。多くのランナーがそんな問題を抱えています。そこにヨネックスが焦点を当てて開発してきたパワークッションシリーズに、セーフラン810が登場してきました。更なる進化を遂げたその特徴をチェックしたい。
セーフラン810のコンセプトは、「膝へのやさしさ」。
多くのランナーが抱える不安に焦点を当てて、独自のクッション性を高めてきたシリーズですから、どのような進化を遂げているのか、とっても気になります。
タマゴが割れずに跳ね返る。
不思議な表現なのですが、確かにこのクッション性を見ると衝撃的です。足への衝撃が和らぐだけでなく、前に進む力となって跳ね返ってくるのですから、膝への負担が減ってきただけでなく、タイムも速くなったと思われる方が多くなっているようです。
そして、従来品とパワークッション セーフラン810の大きな違いは、カカトに掛かる衝撃を減らしてきている点です。
走るときに、カカトから降りる方が多いと思うのですが、その時の衝撃を足裏の中心にずらすことで、より安定感を高めて衝撃性を吸収する構造を開発してくれたようです。
ここまで開発をしてきたのは、やはり膝への故障者からの声に真摯に向き合ってきた成果だと考えたい。ヨネックスがランニングを故障の原因ではなく、健康の約に立つためにどんどん進化してきて欲しい。
ちなみに、ランニングだけでなく、散歩にも有効です。歩くときの安定感がまったく違いますから、わたしはランニングシューズをいつも履いています。